名手Chuck Leavell参加 The Allman Brothers Band 傑作5th「Brothers & Sisters」Mobile Fidelity社SACD仕様限定盤 未開封新品。
商品の説明
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御存知!名手Chuck Leavell参加 The Allman Brothers Band傑作5th「Brothers & Sisters」Mobile Fidelity社SACD仕様限定盤未開封新品でございます。
Mobile Fidelity社は現在主流で情報量重視のフラットマスタリング方式の先駆者でございます。
非常にアナログ感があり非常に良心的な音質となっております。
アナログにせよ、CDにせよ、ハイレゾにせよ、SACDにせよ、マスターテープの再現が一番重要なテーマとなります。
「アナログ盤がマスターテープを一番再現していたのではなかろうか?」との指摘がオーディオファンから挙がり、
嘗ての名マスタリング・エンジニア故George Marino等が手掛けた当時のアナログ盤が高値で取引されるここ昨今でございます。
されど、こちらにはスクラッチノイズはございませんが................................
内容は言わずもがな。
ラインナップは名手揃い。
故Gregg Allman(Vo、Key)、Dicky Betts(G)、Chuck Leavell(Key、後にSea Level、The Rolling Stonesサポート)、Lamar Williams(B、後にSea Level)、故Berry Oakley(B、二曲のみ)、Jai Johanny Johanson(Ds)、故Butch Trucks(Ds)となります。
ゲストにLes Dudek(G)、Tommy Talton(G)となります。
プロデュースはバンド自身とJohnny Sandlin。
1972年10月~12月米国ジョージア州・メーコン”Capricorn Sound Studios”での制作となります。
ライヴでの大評判が後押しとなり前作ライヴ大傑作”At Filmore East”がバンド初の大成功を収めたThe Allman Brothers Band。
再びTom Dowdをプロデュースに迎え、新作制作に乗り出す事となります。
されどバンドはミュージシャン特有の私生活問題に悩まされ演奏・創作面に深刻な影響を及ぼしており、解決の為リハビリ施設に隔離・治療に臨む事になります。
短期間のツアーを挟み、摺った揉んだの数曲制作後の10月29日バンドのリーダー格Duane Allmanがバイク事故で突然の死去。
バンドは存亡の危機に立たされる事となります。
音楽的主導者と求心力を失い落胆と失意の中バンドの話し合いが持たれるものの、死去したDuane Allmanの為にも、と存続を決意。
残されたラインナップにて意欲的に制作が行われる事となります。
更にDuane Allman追悼を込め、大好評であった前ライヴ盤「At Filmore East」用にそして6月にも録音されたライヴ録音から三曲を抜粋。
再び二枚組として完成・リリース......という経緯がございます.........................
スタジオ録音ではDuane Allman参加三曲、残されたラインナップでの三曲となりますが、次作大傑作「Brothers & Sisters」に繋がる音楽性の感。
後者ではギタリストがDickey Betts一人となり、その音楽性が強く反映された感がございます。
前者も名手Duane Allman在籍時で”At Filmore East”での実績や演奏重視感はあるものの、コンパクト感が伺えるもの。
”At Filmore East”を纏めとして、楽曲の纏まり・洗練重視へと舵を切った感がございます。
Duane Allman死去で音楽性が変化した事は事実ではございますが、それ以前から次作に向け音楽性の修正や洗練化を図っていた事が感じられ、
Duane Allmanが生きていたならば今作及び次作で大傑作の呼び声高い”Brothers & Sisters”の音楽性が如何仕上がっていたのか?非常に興味をそそられるものでございます。
名手Duane Allmanを失ったもののバンドの求心力は危機を乗り越え高まり、また今作は変則的作品とは言えど高評価に大ヒット。
故Duane Allmanの後任を試すものの、代わりは要る筈も無く却下。五人体制にて活動を継続する事となります..............
今作の大成功後バンドの拠点をようやく構築。
喜びに沸きバンドの新作制作及びGregg Allmanのソロ作制作に乗り出すものの、Duane Allmanを失った空虚感に悩まされたBerry Oakleyが再び過度の飲酒等々ミュージシャン特有の問題に陥り、混乱。
1972年11月11日再びバイク事故にて死去という悲劇にバンドは再び遭遇する事となります............
後任にLamar Williamsを迎え新作制作を継続するものの名手James Jamerson(MOTOWN系名手)のシンプルさを有する演奏スタイルから、バンドの音楽的隙間を感じたGregg Allman。
ソロ作制作に参加していた名手Chuck Leavell(P、Key後に(ロック版The Crusadersと呼ばれた)Sea Level、The Rolling Stonesサポート)に目を付け、
バンドの新作制作にも関与させる事となります。
これで新たにツイン・キーボード体制故にDickey Bettsワン・ギター体制が確立。
また当時のクロスオーヴァー系の音楽性とも絡む事となり、音楽性が変化。
大傑作”Brothers & Sisters”制作に乗り出す事となります..............................
さて今作。
故Duane Allman在籍時を含むスタジオ/ライヴ録音の前作から洗練化・コンパクト化・纏まり重視の音楽性を指向した流れを汲むものの、
ギタリストがDickey Betts一人となり、その音楽性が前作の五人編成時録音の音楽性を一層強くした感の有るもの。
故Duane Allman在籍時に比べ演奏感は緩やかで楽曲重視の感があり、当時カテゴライズされた(一般で言う)”Southern Rock”と言う音楽性に近くなった感がございます。
また制作途中から関わる事となった名手Chuck Leavellがミソ。
後の解散後にロック版The Crusadersと呼ばれた”Sea Level”を結成する事があり、当時のクロスオーヴァー系の影響が見られるもの。
故Duane Allman死去後に新たな音楽性を指向したバンドにクロスオーヴァー的な要素を持ち込んだ感がございます。
制作途中でBerry Oakleyが事故により死去という悲劇に見舞われるものの、リリース後は大好評。
ツアーはアリーナ公演中心となりバンドは順風満帆となりますが、バンドの主導権を巡りGregg AllmanとDickey Bettsが対立。
バンドに暗い影を投げかける事となります.......................................
後々に名手Chuck LeavellがかのThe Rolling Stonesのサポートメンバーとして参加致しますが、と或るリハーサルでバンドは今作の名曲”Jessica”を演奏。
名手Chuck Leavellがピアノ・ソロを奏でると「あの人が弾いてるのだな~」とある関係者は涙ぐみ、また皆感慨深げであった模様でございます...........................
現在では入手が困難。この機会に是非。
注:発送方法は変更になる場合がございます。宜しく御願い致します。
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