ヴァイオリン用フレンチ弓上質フェルナンブーコ☆鑑定済

¥180000

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商品の説明

商品説明

ヴァイオリン用フレンチBOW 『Charles Louis Bazin シャルル・ルイ・バザン工房製』の出品です。
世界的な弓の鑑定家でもある Jean Francois Raffin ジャンフランソワラファン氏によって鑑定済みの本物フレンチBOWになります。
鑑定書原本（レター）には、鑑定書偽造防止対策として、ラファン氏による透かしの社印が最下部2箇所に押印されています。

◎通常販売価格 880，

・弓の全長は74cmあります。

・重量は61.85gで、やや重めの弓になります。

・スティック部分は上質な【フェルナンプーコ材】を使用。

・フィッティングの金具とボタン部分は【ニッケル】、フロッグ部分は【エボニー】。

・バザン工房製のため焼印スタンプが無いものになります。
フレンチBOWに関しては刻印の無いものも多く存在しておりまして、フランソワ・トゥルテの弓も刻印が無いものが本物、パリの青空市などで格安で売られている刻印があるものは偽物とされています。

バザンの工房製ですが、当時の上質なフェルナンブーコ材を用いて、全ての工程を手作業によって木材を削って製作されたものになります。
スティックの状態は曲がり等は無く良好な状態です。また、消耗品の革巻きと弓の毛は交換済です。

フランスでの鑑定結果

ジャンフランソワラファン、イヤニックルカニュ、シルヴァンビゴの3者共同の鑑定によりますと、こちらの弓はCharles Louis Bazin シャルル・ルイ・バザン（1881 - 1953 ）が工房で弟子をかかえていた時代のものになります。
当時、バザンスクールによる弓も沢山製作されましたが、ラファン氏の鑑定によりますと、こちらの弓はスクールのものではく、バザン工房製のものとなっております。

当時の強くて弾力のあるフェルナンブーコと、モダンフレンチBOWならではの細めのスティック、美しくあしらわれた反り具合が特徴です。
上質で強い弾力のあるフェルナンブーコ材によって、スティック部分はフレンチBOWの特徴でもあるように、先端にかけて細めに仕上げられています。

スティックは赤茶色の美しいフェルナンブーコ材が使用されています。
使用されているフェルナンブーコの種類は、『Caesalpinia Echinata (カエサルピーニア・エキナータ) 』になります。
ブラジルボクはマメ科ジャケツイバラ亜科の常緑高木ですが、材が硬いためヴァイオリン属の楽器の弓材に最も適してると言われています。

カエサルピーニア・エキナータの原産地はブラジルの東部で1540年にポルトガル人によってはじめて報告されました。
18世紀にフランスのフランソワ・トゥルテがこの心材が持つ振動減衰性の低さに着目し、弦楽器の弓に最良の材料であるとして採用すると、その後も現代まで需要が高まることによって今では数が少なくなり、今現在は保護のためワシントン条約（CITES)付属書Ⅱに指定されています。

フロッグは『マダガスカル産エボニー材』を使用して手作業によって丁寧に削られ、アイ部分には美しい天然マザーオブパールが施されています。

フィッティング部分の金具は【ニッケル】です。
スクリュー部分のネジはフランス規格のものになります。

ニコラ・バザン工房製

Charles Louis Bazin シャルル・ルイ・バザン（1881 - 1953 ）は、弓製作者として尊敬を集めていたC.N.Bazin シャルル・ニコラ・バザンの三男です。
父親のスタイルを踏襲しつつ1907年に工房を継いだLouisBazin ルイバザンは、その後に新たな独自性を持った弓を大量に製作しました。

「Atelier Bazin アトリエバザン」と呼ばれる作品は、Bazin工房で製作されたLouisBazinとその弟子との共作のものになります。

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