定本・野鳥記・16冊/中西悟堂/新たに続五巻及び詩集一巻を加え両者をミックスして全十五巻とし久方振りに再びお目見得することとなった

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	定本野鳥記・16冊/中西悟堂/新たに続五巻及び詩集一巻を加え両者をミックスして全十五巻とし久方振りに再びお目見得することとなった定本野鳥記・16冊でまとめてみました。芹澤圭介装幀　部数は少なそうです資料用にもいかがでしょうか。中西悟堂新版刊行のことば」以前の定本野鳥記八巻と別巻歌集一巻とは大分前に各巻品切れとなっており、その後の多くの読者の注文に応じかねたままでいた。この八巻以外にも、なお十巻分ほどの手持ちの材料が残っていたので、その中から自選し、追いかけて続巻刊行の予定であったが、時あたかもわが国のGNPが異常に上昇して社会が大きい変革を見せており、それにつれて次々と新しい述作に追われ、いつとなく現在に至った。このたび再び春秋社会長神田龍一氏の要請により、新たに続五巻及び詩集一巻を加え、両者をミックスして全十五巻とし、久方振りに再びお目見得することとなった。こんど加える詩集一巻は、前の歌集と照応する私の文学的労作の一面である。私の過去四十有余年の日本野鳥の会の道程は、大別して三期に色分けできる。すなわち野鳥の会設立から終戦までの十年間が大衆啓蒙期、戦後の十余年間が鳥類保護のための政治闘争期、次が経済高度成長による全国土の自然破壊への抵抗期がそれであるが、近年、国民的合意としての自然恢復の声が高まり、野鳥保護の要望が世潮として拡がるにつれて、新聞放送等に頻々と自然の鳥が登場し、鳥のマークやデザインが広く使われる傾向ともなった。今回の追巻によって私のほぼ全期間にわたることとなるわけで、大方のご清鑑に俟ちたいと思う。定本野鳥記　全16巻そろい第１巻　野鳥と共に第２巻　野鳥のすみか第３巻　鳥を語る第４巻　鳥山河第５巻　人と鳥第６巻　雲　表第７巻　平野と島の鳥　表紙しみ第８巻　私の風土第９巻　野鳥と環境第10巻　野鳥の観察Ⅰ 第11巻　野鳥の観察Ⅱ 第12巻　野鳥紀行　交誼の花第13巻　思索とエッセイ第14巻　恩顧の人々第15巻　悟堂歌集第16巻　悟堂詩集中西悟堂経歴明治44年16歳の時、東京都下深大寺で得度し天台宗僧徒となり悟堂と改名。昭和42年権僧正となる。一方、大正4年内藤鋠作の抒情詩社に入社。詩や小説を手がけたが、15年思想状況への懐疑から山中にこもる。昭和3年頃より野鳥と昆虫の生態を研究し始め、9年柳田國男らと日本野鳥の会を創設。以来50年間、“かごの鳥”追放はじめ愛鳥運動と自然保護一筋の人生で、鳥類保護法の制定にも一役買い、晩年は“野鳥のサンクチュアリ(聖域)”造成に情熱を燃やした。永年務めた日本野鳥の会の会長は55年に辞任、翌年名誉会長となったが、この間、国際鳥類保護会議日本代表、日本鳥類保護連盟専務理事などもつとめた。詩人、歌人としても知られ、詩集に「東京市」「花巡礼」「山岳詩集」「叢林の歌」、歌集に「唱名」「悟堂歌集」などがある。ほかに「野鳥と生きて」「定本野鳥記」(全16巻)「野鳥と共に」など野鳥や自然に関する著書が数多くある。お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。中古品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。外箱小傷、小汚れ、やや色あせ。表紙ややシミ。2-3冊ぱらぱらとめくった感じでは、書込み・線引き等見当たりませんが、見落としあればご容赦ください。ご理解の上、ご入札ください。もちろん読む分には問題ありません。183462

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