志水楠男と南画廊/非売品/当初から遺族によるささやかな記念出版物の性格を持ったものとして計画されました/陽子夫人及び長女の氏家祥子

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	志水楠男と南画廊/非売品/当初から遺族によるささやかな記念出版物の性格を持ったものとして計画されました/陽子夫人及び長女の氏家祥子 1985年　250P　非売品。　部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。私はこういう彼の言葉を読むとき，あたかも志水橋男が今なお生きて，この素朴で真実な思想を支えに、目を輝かしながら東奔西走しているかのような思いさえいたします。「第三部に貴重な回想文を寄せられた17人の作家諸氏に心から感謝申しあげます。これらはそのまま戦後美術史への重要な証言でもあると考えます。また，中島氏の協力を得たり，志水の貴重な遺文を志水家から探し出してもらったりする上では，編集実務一切をおまかせした美術出版社の上甲ミドリさんの尽力に負うところ多大でした。年譜の作成や文献の収集・確認などにも上甲さんの協力を大いに得ました。そしてそれらを全体としてながめ渡し欠を補う上では，刊行委員の一人である東野芳明氏，また第三者として深い関心を注いで下さった海藤日出男氏の適切な助言が大いに有益だったことをも，本文筆者としてしるし感謝申しあげたく思います。本書は『志水楠男と南画廊』刊行会によって刊行されますが，発行所は志水夫人陽子さん方におかれておりますように，当初から遺族によるささやかな記念出版物の性格を持ったものとして計画されました。そのために刊行委員として陽子夫人および長女の氏家祥子さんも加わっております。他の刊行委員は，志水楠男の莫逆の友だった山本陽一氏，画商として長年行を共にした東京画廊の山本孝，南天子画廊の青木治男両氏，そして東野芳明，大岡信の物書き二人であります。私としては，祥子さんが父君の生涯を跡づける仕事に精魂傾けて努力されたことを，深い感慨をもって見守ったことを最後につけ加えたく思います。以上，本書実現にいたる経過の一端をしるして刊行のことばとし，あわせて本書が読者に広く暖かく迎えられんことを心から希望いたします。大岡信 1984年12月執筆：大岡信、志水楠男、難波田龍起、今井俊満、小野忠弘、木村賢太郎、加納光於、オノサト・トシノブ、菊畑茂久馬、宇佐美圭司、野崎一良、靉嘔、中西夏之、清水九兵衛、飯田善國、戸村浩、菅井汲、保田春彦、桑原盛行、他お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。中古品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。表紙小傷、小汚れ。ページ小黄ばみ。ご理解の上、ご入札ください。もちろん読む分には問題ありません。11781

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