今、旬の臓器「腸」。
腸は肉体的、精神的に与える、影響の大きさが注目を集め
第2の脳と呼ばれています。
しかし長年、腸の大切さを説いてこられた
順天堂大学教授の小林弘幸先生は、
むしろ腸は第1の脳だと言われています。
腸には1億個以上の脳細胞が存在し、臓器の中で唯一、
脳から独立して機能しています。
腸の調子が悪いと、一気に体力が奪われ何もやる気が起きないし
まともに活動することができなくなります。
それだけ腸が人間にとって重要な役割を
果たしてくれているということなんです。
多くの人と接してこられた先生によると、
アスリートやビジネスマンでも、一流と呼ばれるような人は
必ずといっていいほど、腸のコンディンションが良いそう。
その理由は、肉体はもちろんメンタル面の安定にも大きく関わってくるので
腸内のインナーケアは、念入りに管理されているからなんですね。
仕事にもプライベートの質が大きく作用します。
毎日を健やかに過ごすためは、いちばん重要な臓器「腸」を
まずは整えることからかもしれません。
そこで、今回は先生が説く、一流になるための「腸の作り方」を
まとめてみました。
毎日を穏やかにすごすために、腸一流を目指しましょう!
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腸内環境を改善する方法 一流になるための腸の整え方 ポイントは?
メンタルにも影響する腸
腸のコンディションは、自律神経との関りが大きく
腸の調子が悪いとメンタルが弱ってきます。
例えるなら、お腹をくだした状態だと不安定になりますよね。
あの感じです。
便秘外来の患者さんは、体調だけでなく、
精神的にも大きなストレスを感じイライラしている状態に
なっているそうです。
実は、うつ病の発生に関係があるといわれる
幸せホルモンの成分セロトニンは、その95%以上が腸で生成。
つまり腸内細菌が正常なバランスを保たない限り、
カラダとココロの健康も、維持できないということなんです。
腸がいい状態に保たれていれば、自律神経のバランスが良くなり
精神的にも落ち着いた状態になります。
便秘外来と、心療内科に通っていた患者が腸が良くなったと同時に
性格が丸くなり、精神的な問題も解決したいう例も少なくないそう。
ちなみに腸が整い、血流が安定すると肌ツヤも良くなり
見た目が若々しくなるという効嬉しい効果もありますよ!
腸内環境を改善する方法 一流になるための腸の整え方 ポイントは?
腸内環境の整え方
では腸のコンディションを整えるには、どうすればいいのでしょうか?
食事
内側からは、発酵食品と食物繊維を
きちんと摂取することです。
発酵食品でいえば、
納豆、ヨーグルト、味噌など。
発酵食品はいい菌を増やす手助けになります。
毎日意識して体内に取り入れることが大切です。
理想的は、複数の発酵食品を食べること。
腸の働きに良い影響を与えてくれます。
難しいのが食物繊維の摂取で、
1日の摂取目安は男性が20g、女性8g
20gはレタスでいうと8個分にあたります。
食物繊維は雑穀にも多く含まれているので
毎日食べるご飯を玄米にしたり、
雑穀を白米に混ぜて炊いて頂くのも良いですね。
いい菌を育てる良質なエサになるのは、
りんご、バナナ、キウイなどが多く含む水溶性の食物繊維です。
サプリメントを活用するのも良いそうですよ。
発酵食品と食物繊維を意識すれば、
2週間ほどで体調がよくなります。
運動
もう一つは外側からの刺激。
毎日30分ウォーキングをしたり、
簡単なストレッチをするだけで、腸の動きは活性化します。
決してハードなトレーニングをする必要はなく
むしろ毎日続けることが重要なので
無理のない範囲で行いたいですね。
運動で注意するべきことが
ランニングをする時です。
朝食を食べて、腸を目覚めさせてからでないと
腸が寝ている状態で刺激を与えてしまうと
むしろ逆効果で、腸の調子を崩しかねないそうです。
それから、デスクワークで座りっぱなしの人は
同じ姿勢が続き、固まったままの姿勢だと、腸の動きも悪くなるので
4~5時間おきに簡単なストレッチをして、腸を動かしましょう。
たまに立ち上がって、腰をまわしたり、背中を伸ばしたりして
腸に外側から刺激を与えます。
腸内環境を改善する方法 一流になるための腸の整え方 ポイントは?
まとめ
いかがでしたか。
腸の環境を整えるためには、
食事は、発酵食品と食物繊維の摂取が必要です。
軽い運動も毎日できるとベスト。
腸の働きを促進し、排便がスムーズになります。
腸内改善のポイントは続けること。
そこで初めて効果が出ます。
そのためには抜きドコロも大切。
出来なくてもあまり深刻にならず、
明日からまた頑張ろう位でいいそうですよ。
腸が整えば心と体が安定してきて
人生はうまくいく。
肉体的、精神的に調子が悪いと感じている人は
菌力アップからはじめてみませんか。
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