今や 年賀状は、パソコンで簡単に作れる時代。
印刷をして、一言書き添えて送るパターンが、
多くなってきましたよね。
年賀状には基本の書き方や マナーが存在しますが、
パソコン印刷で簡単にできるので、
その辺を意識することが、
減ってきているかもしれませんよね。
今回は、年賀状の基本を 振り返っていきたいと思います。
1年に1度の作業のため、忘れてしまってたり、
ひょっとしたら 初めて聞くコトも あるかもしれません。
その他にも、
年賀状にオススメの筆記具もご紹介いたします。
年賀状の素材選びの参考にもなりますので、
ぜひ、ご参考くださいね!
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年賀状ボールペンでも大丈夫?年賀状の基本の書き方とマナービジネス文例も
年賀状の基本
出典 https://fudemame.net/fudemamedia/hagaki/10/
さまざまな趣向を凝らした年賀状を頂くのは、
お正月の楽しみですよね。
その楽しみである「個性」や「趣向」を担当するのは、
年賀状のデザインの部分になります。
文章自体は「明けましておめでとうございます」などの賀詞に、
簡単な挨拶を組み合わせるのが原則。
日本の昔からある風習のため、
マナーもぜひおさえておきましょう!
賀詞にはTPOがあり、
ビジネスとプライベートどちらの相手が主体かや、
相手の年齢層なども考慮に入れて、
適した賀詞を選んでいきます。
年賀状ボールペンでも大丈夫?年賀状の基本の書き方とマナービジネス文例も
年賀と朱書きする
出典 https://www.wave-inc.co.jp/contents/nenga.php
お年玉付郵便ハガキは切手位置の下に、
赤い字で「年賀」とかかれています。
もし、日本郵便が発行している年賀はがき以外の、
普通の郵便はがきや私製はがきを、
年賀状として使用するときは、
必ずこのように年賀と朱書きをします。
「年賀」の赤い文字がないはがきは、
年賀状とみなされず、
普通郵便物として 年内に配達されてしまう可能性がありますので
気を付けましょうね!
年賀状ボールペンでも大丈夫?年賀状の基本の書き方とマナービジネス文例も
文面で注意すること
タブーな漢字
年賀状には、タブーな漢字があります。
新しい年の最初のご挨拶には、
忌み言葉を使わないように注意しなければいけません。
忌み言葉とは、
おめでたい場では避けなければいけない言葉です。
例えば「去年」の去という字は、
別れる、離れるの意味があり、離別を連想させてしまいます。
ですので、
代わりに「昨年」「旧年」と、言う言葉を使用します。
他にも「別」「離」「死」「負」「倒」「崩」や、
「滅びる」「絶える」「衰える」
「破れる」「失う」「枯れる」「病む」などの
忌み言葉は、不吉なことを連想させるため 使用を控えます。
文章
年賀状の慣習として、句読点「。」「、」はいれません。
昔の日本の手紙は、句読点は使っておらず、
年賀状についてはこの慣習が残っています。
あくまでも昔の風習ですので、絶対ではありませんが、
読みにくい場合は、
短めの文章や、改行して読みやすくします。
また「拝啓」「敬具」などの頭語と結語も使いません。
ペン
ボールペンで年賀状を書くのは良くないと、
言われることがあります。
新年の祝い事の場合、ボールペンでの細い字より、
毛筆の太く力強い字の方が、良いとされているためです。
またボールペンは、事務的な感じがするというのも、
理由のひとつです。
そのため印象が良いのは、
本筆→筆ペン→油性のフェルトペン→ボールペン→印字
の、順番となります。
また、インクの色は黒を使用します。
消えるボールペンや水性ペンは、
使わないようにします。
それから仕事の関係者には、
カラフルなペンの使用は控えます。
赤のペンは、マナー違反とされていますよ。
そして、もし間違えた場合も修正液は使用せず、
新しいはがきに書き直すことを心がけます。
今では一般的となった、パソコンで年賀状。
手書きの一言メッセージは添えたいですよね。
その際にもボールペンではなく、
毛筆や筆ペンを使用する方が、
相手に対する思いやりが文字を通して伝わるとされています。
では、私のオススメの筆記具をご紹介いたします。
以前、毛筆を習っていた時に、コチラを使用していました。
こちらは中字用です。
ペン習字の時は、
コチラのシリーズの前の型を使っていました。
書きやすくて500円位ですので、オススメです。
カートリッジ式のインキも使えて便利ですよ。
速乾の筆ペンもオススメ!
1秒で乾くので
せっかく書いた年賀状が汚れるのを防ぐことができます。
中字と細字タイプがあります。
年賀状ボールペンでも大丈夫?年賀状の基本の書き方とマナービジネス文例も
年賀状の構成
出典 https://fudemame.net/fudemamedia/hagaki/10/
続いては、年賀状の構成と注意するポイントです。
1.賀詞
「賀詞」とは、本来 お祝いの言葉一般を指す言葉なのですが、
年賀状の冒頭の新年のお祝いの詞を「賀詞」と呼んでいます。
賀詞の種類は、
・漢字1文字(春、賀、福、寿など)
・漢字2文字(初春、迎春、賀正、頌春、慶春、新春、賀春など)
・漢字4文字(謹賀新年、恭賀新年など)
・文章(あけましておめでとうございます、新年おめでとう)
・英文スタイル(Happy New Yearなど)
があります。
まずは、①の冒頭部分に賀詞、新年の言葉を書きます。
オールマイティに使える賀詞
出典 http://u-note.me/note/47489156
誰にでも使える新年のご挨拶です。
出典 https://publicdomainq.net/business-man-0012323/ 目上の方には、 「迎春」「賀正」「寿」などの1文字や2文字の賀詞は、 シンプルすぎて、丁寧さや礼儀に欠ける印象があるため避けましょう。 1文字や2文字の賀詞は、 本来は目上の人から目下の人へ向けて使うことが一般的なため、 上司や取引先などに出す年賀状には使わないよう注意します。 目上の方には、先程のオールマイティに使える賀詞の他に、 以下のような4文字の賀詞が適切です。 謹・敬・恭、などの漢字は、へりくだった表現や、 謹む気持ち、相手を敬う気持ちを表す漢字になります。 出典 https://womo.jp/column/detail/15362/ 1文字、2文字の賀詞は、友人や目下の下に向いています。 ★「明けまして」という言葉は、 「新年が明けて」と、いう意味なので 「新年明けましておめでとう」では、意味が重複してしまいます。 「新年」を使いたい時は、「新年おめでとう」とします。 ★漢字1~2文字の賀詞に続けて、 文章の賀詞を書くときにも、 お互いの意味が重複しないように気を付けます。 例えば、「賀正」と「新年おめでとうございます」は、ほぼ同じ意味。 意味が似通った賀詞同士は、 併記しないようにします。 ★「A Happy New Year」は、 「良いお年をお迎えください」という意味で 欧米では、年越し前にクリスマスと一緒に使われるのが一般的です。 年が明けた後に届ける年賀はがきでは、 「Happy New Year(新年おめでとう)」を使います。 年賀状構成の②③④の本文で、 共通に使える文例をご紹介いたします。 賀詞のあとは、 ・昨年の感謝 ・相手の健康や幸福を祈る ・新しい年の交誼のお願い の、3点を柱に、適宜 組み合わせていきます。 ⑤新年の年号を入れます。 通常、元旦と入れますが、 1月1日に届かない可能性がある時は、 「元旦」は使わず、「正月」「一月」などを使いましょう。 ・平成○○年 元旦 ★「元旦」は「1月1日」の意味なので、 「元旦」と書くときは、「1月」「一月」は不要です。 ⑥には一言メッセージを添えましょう! 直筆は温かさが伝わります。 よろしければ、コチラもご参考下さいね。 いかがでしたか。 以上が年賀状の書き方のポイントになります。 年賀状はついつい後回しにしがちですが、 忙しい年末時期に準備をすると、 間違えたり、何か抜けたりすることがあります。 できれば 早めの準備を心がけていきたいですね。 最後までご覧いただきありがとうございます。読んだよ!のしるしに下の画像クリックしていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。 コチラ関連記事です。よろしければご覧ください。
あらたまった相手に・目上の人
友人・目下の人・気のおけない相手に
年賀状ボールペンでも大丈夫?年賀状の基本の書き方とマナービジネス文例も
2.共通で使える本文
旧年中の感謝の文例
相手の健康や幸福を祈る文例
新しい年の交誼のお願いの文例
年賀状ボールペンでも大丈夫?年賀状の基本の書き方とマナービジネス文例も
3.日付
・平成○○年 正月年賀状ボールペンでも大丈夫?年賀状の基本の書き方とマナービジネス文例も
一言メッセージ
年賀状ボールペンでも大丈夫?年賀状の基本の書き方とマナービジネス文例も
まとめ