お鍋が美味しい季節になりましたね。
忘年会や、年末年始にお鍋を楽しむ方も、
いらっしゃるのではないでしょうか。
いろんなお鍋がある中で、
カニ鍋は特別な感じがあるご馳走鍋ですよね。
カニを心ゆくまで、味わい尽くすのがこの鍋の醍醐味です。
そこで今回は、かに鍋のレシピから、美味しいお鍋を作るコツ、
かにすきやかにしゃぶの違いなどをご紹介いたします。
カニを食べた後は、美味しいお出汁で雑炊も楽しみましょう♪
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カニ鍋レシピ!かにすき・かにしゃぶの違いは?美味しいお鍋6つのポイント
お鍋の種類
出典 https://kani-ichiba.net/article/kanipotion/
鍋ものの種類は多く、
その性格をつきとめることはなかなか難しいことなのですが、
その汁の特徴によって3つのグループに分けることができます。
1.水煮:汁に味をつけない
2.汁もの;汁に味をつける
3.すき焼き:濃い味の汁で煮る
かに鍋は、かにすきを さしたり、
カニを使ったお鍋全体を呼んでいます。
では、かにすきと、かにしゃぶはどれに該当するのでしょうか?
水煮の特徴は、
かつお節のダシを用いず、
真水または昆布だしで炊くものをいいます。
「湯豆腐」「ちりなべ」「水炊き」「しゃぶしゃぶ」が、
これにあたります。
水煮は、ポン酢や、土佐酢にネギや紅葉おろしといった薬味を
添えて食べます。
かにしゃぶ、かにちりはこれに当たります。
昆布だけで出汁をとり、薄く仕立てたポン酢などで食べます。
塩分が少ない為、ふんわりとしたカニ身を食べることができます。
汁ものの特徴は、
吸い物味、煮物味、みそ汁味など、
汁に味を付けた鍋をいいます。
普通の鍋ものは、ほとんど コレに含まれます。
汁の味の濃淡で、更に「沢煮」「八方汁」に、
分かれていきます。
「沢煮」は吸い物の味が基本。
「八方汁」はもう少し濃く、そばつゆ位までを目途とします。
「煮込みおでん」や、「寄せ鍋」が、該当します。
かにすきは、これに当たります。
かにすきは昆布やカツオでだしをとり
しょうゆやみりんなどの調味料で味を整えます。
塩分で、カニの身が引き締まり
カニのしっかりとした味が楽しめます。
カニ鍋レシピ!かにすき・かにしゃぶの違いは?美味しいお鍋6つのポイント
美味しいお鍋をポイント
鍋料理を家庭で作ると、
ごった煮風になってしまうことがあります。
まず、どういう鍋を作りたいと思っているのか?
味は?
材料は?
自分で作りたい鍋料理の性格を把握し、
ポイントを抑えて作ると満足のいく鍋料理になります。
こだわりをもつことが大事です!
ではこだわりたい6つのポイントをあげていきます。
①旬を大切に、新鮮な材料で作る。
②食材の相性を考え、ごった煮にしないこと。
③しっかりとした美味しいダシをとること。
④鍋の中を整理し、アクが強く出るものは取りながら煮る。
⑤煮汁鍋は薄味に。
一口食べて美味しいと感じるだけでなく、
最後までその美味しさが持続できる鍋にする。
⑥作りたい鍋料理の性格に適した鍋(器)を選ぶこと。
たっぷりの水煮系や汁もの系の鍋には、
保温力があり味の変化の少ない土鍋が最適。
また濃厚な煮汁やすき焼きには底が平らな鉄鍋を。
以上のことを、意識すると、
自分好みの満足度の高いお鍋を作ることができます!
カニ鍋レシピ!かにすき・かにしゃぶの違いは?美味しいお鍋6つのポイント
カニ鍋レシピ
では、カニ鍋のレシピをご紹介いたします。
出典 http://www.sumihei.com/topics/?p=8088
材料(4人前)
活ズワイガニ 1尾
しらたき 1玉
長ネギ 1本
しめじ 1パック
みつ葉 50g
煮汁
・だし5カップ
・薄口しょうゆ 大さじ4
・塩 小さじ4
・酒 大さじ1と1/2
・みりん 大さじ1
☆活ガニが入手困難な場合は、
生のカニを冷凍したポーションがオススメです。
塩ゆでしてあるカニの場合は、温まったらすぐに食べます。
下ごしらえ
①カニをさばいて、食べやすいように調理しておく。
・ズワイガニの甲羅をはがし、脚を1本毎に切り分けて、斜めに包丁をいれておく。
・ガニと呼ばれるエラの部分を外してから食べやすい大きさに切り分ける。
・カニミソは使わないので別に取り分けて置く。
活ズワイガニのさばき方は、動画が分かりやすいです。
コチラをご参考ください!
はさみを使ってさばくこともできます。
新聞紙を敷いて、けがをしないように軍手をするのがオススメです。
【毛ガニの場合】
【タラバガニの場合】
②しらたきは、ほぐして熱湯で霜降りにし、
食べよい長さにきります。
③長ネギは、斜め薄切りにする。
④しめじは石突を切りとり、微温湯で洗い小房にわける。
鍋を作る
⑤土鍋に分量のだしと調味料を合わせて火にかけ煮汁を作る。
⑥しらたきを敷き、カニと長ネギ、しめじを加え、
みつ葉は食べる直前に入れて、熱いところを食べる。
☆特にカニは煮えすぎないように取り出す。
⑦汁が煮詰まてきたら、昆布だしを加える。
⑧お鍋の後は、雑炊を作ります。
鍋の中のものをすくい取り、
洗ったご飯を入れて火にかけます。
温まったら、割りほぐした卵を全体に回し入れます。
3センチくらいに切った三つ葉やネギを入れてフタをします。
1分待つと出来上がりです。
薬味は他にのり、ショウガの搾り汁を加えても美味しいですよね。
うどんでも美味しく頂けます!
カニ鍋レシピ!かにすき・かにしゃぶの違いは?美味しいお鍋6つのポイント
オススメのカニ
お鍋に合うカニは、ズワイガニが上品な味で、
取り合わせる素材が何でも合います。
若い人に好まれるのはタラバガニ。
毛ガニも味が濃く、身がとりやすいカニです。
活ガニは、なかなか手に入りにくいかもしれません。
そんな時は、生カニを冷凍しているポーション(むき身)が、
食べやすくてオススメです。
殻をむく手間もなく、解凍するだけでそのまま食べられます。
カニ鍋やしゃぶしゃぶなど、お湯に通して調理する料理は、
生のカニが冷凍されているのがオススメです。
もしボイルカニの場合は、一度茹でているので、温める程度にします。
火を通し過ぎると、身が固くなってしまいます。
ボイルカニは、絶妙な塩加減でプロのが茹でていますので、
解凍直後にそのまま食べるのがオススメです。
カニのお出汁を楽しみたい方は、
「半むき身」「ハーフカット」の冷凍カニを使用すると、
殻付きですが、身が半分取り出されているので、
食べやすくて、お出汁もしっかりととることができますよ。
お取り寄せできる、カニのオススメのお店をピックアップしました。
ぜひ、ご参考ください。
コチラもチェック2019カニ通販比較安い特大 口コミカニ好き厳選 失敗ないおすすめ3店
カニのポーション解凍方法
解凍方法も簡単です。
食べる1時間前にジップロックやナイロン袋に、
食べる分のポーションをいれ、
ボールにいれ、流水で解凍していきます。
ポーションは、冷蔵庫での解凍は、
置く場所により解凍しすぎたり、
風味が逃げてしまうことがあるので不向きです。
流水を流し始めて、5分〜10分ほどで、
表面のグレース(表面の氷の膜)が溶け出します。
因みに、グレースはカニが乾燥し、ドリップ(うま味成分)が出てしまうのを、
防止するための氷です。
カニを触ってみましょう。
まだガチガチなら再度 流水にさらします。
柔らかく身の中心が固い、半解凍状態なら解凍終了です。
解凍したらすぐにお鍋でいただきましょう。
塩ゆでしたカニの場合は、
茹ですぎると固くなり美味しくないので、
温める程度にします。
コチラもチェックカニの解凍方法と時間の目安 冷凍ポーション生カニを美味しく解凍するコツ
カニ鍋レシピ!かにすき・かにしゃぶの違いは?美味しいお鍋6つのポイント
かにしゃぶ
ズワイガニの風味を、食感と味覚で味わえるしゃぶしゃぶは、
カニのポーションにピッタリです!
昆布のダシに、生のズワイガニの脚を浸し豪快に頂きます。
しゃぶしゃぶの後も、ズワイガニの旨味が染み出てきたお鍋に、
卵、ねぎ、ごはんを入れ雑炊として楽しみます。
作り方も簡単です。
作り方
①鍋に水を張り、鍋の内径程度の長さの昆布を1枚入れます。
☆昆布の中央に、菜箸が通る ひし形の穴をあけておくと、
昆布が引き上げやすいですよ。
②中火で徐々に加熱し、昆布のうま味を引き出します。
昆布は煮立つ直前に引き出します。
☆煮立てるとぬめりや臭味がでて、昆布の色がつくので注意!
③あらかじめ解凍しておいたズワイガニのむき身を、
鍋に数秒入れて、かにしゃぶを楽しみます。
鍋に入れる時間により、食感が変わります。
お好みの食感でお楽しみください♪。
④カニのダシが染み出した鍋に、野菜を入れます。
白菜・ねぎ・春菊などの定番の葉物や、
まいたけ・えのき・しいたけなどのキノコ類など。
豆腐やしらたきなどもお好みに合わせて入れていきます。
⑤カニと具材が無くなったら、ごはんを入れて雑炊にしましょう。
洗ったご飯を入れて、再び沸騰したら火を止めます。
とき卵を入れてかき混ぜます。
最後に、ネギやノリを入れて、フタをし1分たてば
かに雑炊の出来上がりです。
お好みに合わせて、ポン酢や塩味で味を調えます。
☆冷凍したポーションを、いきなりお鍋に入れてしまうと、
急激な温度変化により身が縮み固くなってしまいます。
必ず半解凍状態で鍋につけるようにしてくださいね。
カニ鍋レシピ!かにすき・かにしゃぶの違いは?美味しいお鍋6つのポイント
まとめ
いかがでしたか。
美味しいカニが、通販で手軽に買えるようになってきました。
ぜひ、今からの季節は、美味しいカニ鍋で温まりたいですね。
カニ鍋は、特別感があるので、人が集まる年末年始に向けても
ピッタリですよね!
6つのポイントを意識しながら、自分好みのお鍋を作ってみてくださいね。
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